今年も年賀状が書けていないが、2016年を振り返る。
一番、印象深い3句がこうなった。
・おこられMAP
・奴こそはポスター配りの鬼だ
・黄金の朝ごはん
特に注目すべきは、「おこられMAP」で、
乃木公民館で句会を開き、1年間、島根県での俳句活動に明け暮れて、
たどりついた自句の総合的な見解ともいうべき句になった。
年賀状が書けていない。
その理由は、ただ一つ。めんどくさいからにほかならない。
その為に、完成するものは、何を隠そう「おこられMAP」であり、
日本中のあらゆる地方から、おこられる可能性のある要因が、
我が家に元旦に、綺麗に集結を果たすのであった。
この、「おこられMAP」という世界に住んでいる我々は、
一方通行や、信号機の法則、それらの交通ルールを守りつつも、
ある時は、獣道を切り開いて野山を開拓していく必要もある。
おこられMAPを生み出しているものは、
何を隠そう自分自身以外の何者でもないのであり、
なぜ、そこが通行禁止になったのか、
なぜ、そこに花束をお供えする事になったのか、
日頃の失敗と、おこってくれる上司との人間関係に試行錯誤しながら、
さらなる血路を見出していきたいと思おう。
そしてまた、年末に九州地方において、ぜひとも参加したい、
秘密の吟行が実は、密かに開催されていたのであるが、
私はその日、なぜか?餅つきをする事になってしまい、
ペッタンペッタンと、餅をつき、微妙に筋肉痛になった。
九州が、うらやましいよ。
そのような、一年となった。
2016年12月31日土曜日
2016年12月26日月曜日
2016年12月19日月曜日
勇者のリズム
※山を越えて こだまする
勇者の世界はね 払い除けてゆく
勇者のあしどりは 軽やか後ろ盾
勇者の鼻歌は ポンポコ跳ね上がる
勇者の雄叫びは ヤッホー天高く
勇者のフィナーレは 凱旋紙吹雪
勇者の世界はね 払い除けてゆく
勇者のあしどりは 軽やか後ろ盾
勇者の鼻歌は ポンポコ跳ね上がる
勇者の雄叫びは ヤッホー天高く
勇者のフィナーレは 凱旋紙吹雪
2016年12月8日木曜日
2016年11月24日木曜日
夕焼けの歌
※自然とブレーキがかかってくる
夕日の 帰り道
夕日の お買い物
夕日の すれ違い
言葉に 力無く
夕日の 給料日
服でも 揃えよか
夕日の 打ち合わせ
誤差から 人を見る
夕日の 黄昏は
何ゆえ いそがない
夕日の 帰り道
夕日の お買い物
夕日の すれ違い
言葉に 力無く
夕日の 給料日
服でも 揃えよか
夕日の 打ち合わせ
誤差から 人を見る
夕日の 黄昏は
何ゆえ いそがない
2016年11月22日火曜日
昇り龍の歌
龍の進撃 知ってるかい?
そら どっこい どっこい 進撃だ
龍の寝泊り 知ってるかい?
そら どっこい どっこい お休みだ
龍の天気を 知ってるかい?
そら もっこり もっこり 雲上がる
龍の魔術を 知ってるかい?
そら 知らねえ 知らねえ 手品だよ
龍の奥義を 知ってるかい?
そら 見えねえ 見えねえ 微笑みよ
龍のおもちゃを 知ってるかい?
そら 君の 君の 名前だよ
そら どっこい どっこい 進撃だ
龍の寝泊り 知ってるかい?
そら どっこい どっこい お休みだ
龍の天気を 知ってるかい?
そら もっこり もっこり 雲上がる
龍の魔術を 知ってるかい?
そら 知らねえ 知らねえ 手品だよ
龍の奥義を 知ってるかい?
そら 見えねえ 見えねえ 微笑みよ
龍のおもちゃを 知ってるかい?
そら 君の 君の 名前だよ
2016年10月22日土曜日
決意の歌
※決定権を、手に入れた
とらえどころの無い
明日からの語り部よ なにゆえに
放ちどころの無い
認められないこの決意 なにゆえに
悲しむべき事かしら
すでに決まった事ならば 沙汰の波
思い出せない過去の恥
新たな匙に何を透く お茶の間よ
聞き取れないほどの音を
本音の言葉と受け入れる 前を向く
とらえどころの無い
明日からの語り部よ なにゆえに
放ちどころの無い
認められないこの決意 なにゆえに
悲しむべき事かしら
すでに決まった事ならば 沙汰の波
思い出せない過去の恥
新たな匙に何を透く お茶の間よ
聞き取れないほどの音を
本音の言葉と受け入れる 前を向く
2016年10月10日月曜日
連立の歌
※行列となりて、目指してゆく
青い空を見て 日に急ぐ
軽トラ荷台の 鬼ごっこ
白い空を見て 嘘をつく
遠くの事をも 探り入る
清い者を見て 立ち止まる
芯をとらえて 説き伏せる
青い物を見て 目が休む
閉じうる事をも 旗風に
淡いものを見て 感じ取る
避けては通れぬ あわや道
青い空を見て 日に急ぐ
軽トラ荷台の 鬼ごっこ
白い空を見て 嘘をつく
遠くの事をも 探り入る
清い者を見て 立ち止まる
芯をとらえて 説き伏せる
青い物を見て 目が休む
閉じうる事をも 旗風に
淡いものを見て 感じ取る
避けては通れぬ あわや道
2016年9月19日月曜日
頓知の歌
※突然にして、浮かび上がる
あの頃の 世界の事を 知ってるかい?
あの頃の 次の行方を 知ってるかい?
あの時の 次の頓知を 知ってるかい?
あの頃の はみだし者を 見てるかい?
あの時の 頂き物を 好いてるかい?
あの頃の 世界の事を 知ってるかい?
あの頃の 次の行方を 知ってるかい?
あの時の 次の頓知を 知ってるかい?
あの頃の はみだし者を 見てるかい?
あの時の 頂き物を 好いてるかい?
2016年6月20日月曜日
2016年5月31日火曜日
居残りの歌
※ちょっと気がつくのが、遅すぎた
ちょこざいな召使い 雇われてはいるけれど
手持ち無沙汰な木々たちよ 何ゆえに手を伸ばす
辱めを受けている 居残り組だよね
尻拭いを身に受ける 無言の圧力よ
会わせるお顔が無いゆえに 咎める事もせず
ビックリするほど気がつかない 身に沁みて自覚する
ちょこざいな召使い 雇われてはいるけれど
手持ち無沙汰な木々たちよ 何ゆえに手を伸ばす
辱めを受けている 居残り組だよね
尻拭いを身に受ける 無言の圧力よ
会わせるお顔が無いゆえに 咎める事もせず
ビックリするほど気がつかない 身に沁みて自覚する
2016年5月13日金曜日
蘇りの歌
※二人っきりになったのなら、裁かれた
何事も 無かったかのような 明けの空
何事も はじめと終わりが 肝心よ
何事も 認め合えば同じ 場所に居る
何事も 受け入れてくれた 団居
何事も 受け流してくれた 背中
何事も いたたまれない影の 小言
何事も 優しい顔をした 悩み
何事も 無かったかのような 明けの空
何事も はじめと終わりが 肝心よ
何事も 認め合えば同じ 場所に居る
何事も 受け入れてくれた 団居
何事も 受け流してくれた 背中
何事も いたたまれない影の 小言
何事も 優しい顔をした 悩み
2016年5月7日土曜日
なんのそのの歌
※壁が現れたなら、宙返り
なんのその 宙返り
一本引きの 飛行機雲よ
なんのその 走り書きよ
電話越しに 場所を伝う
なんのその 今年限り
次の備え 更地の草よ
なんのその 宙返り
見たこともない 未知の世界
なんのその 時計の針は
この時の位置を まどかに示す
なんのその おいらの夢よ
なんのその おいらの夢よ・・・
なんのその 宙返り
一本引きの 飛行機雲よ
なんのその 走り書きよ
電話越しに 場所を伝う
なんのその 今年限り
次の備え 更地の草よ
なんのその 宙返り
見たこともない 未知の世界
なんのその 時計の針は
この時の位置を まどかに示す
なんのその おいらの夢よ
なんのその おいらの夢よ・・・
2016年5月1日日曜日
コピー用紙の歌
※いつの時代も、そうだろう
コピー用紙の 新世界
裏紙広げて メモが飛ぶ
コピー用紙の コンビニよ
拡大機能を 人に聞く
コピー用紙の 正サイズ
設定間違え エラーする
コピー用紙の 印刷代
誰もが微妙に 気にかける
コピー用紙は はさまれる
重要書類も はさまれる
コピー用紙の 新世界
裏紙広げて メモが飛ぶ
コピー用紙の コンビニよ
拡大機能を 人に聞く
コピー用紙の 正サイズ
設定間違え エラーする
コピー用紙の 印刷代
誰もが微妙に 気にかける
コピー用紙は はさまれる
重要書類も はさまれる
2016年4月26日火曜日
よそんちの歌
※内に魔境が潜んでいる
知らないおじさん 知らないおばさん
自己紹介は ティータイム
知らないテレビ 知らないニュース
背伸びしあい 勢ぞろい
知らないポスター 知らない仏壇
祟らぬように そっと手を拝む
知らない名札 知らない車
忘れられた のら猫と遭う
知らないおじさん 知らないおばさん
自己紹介は ティータイム
知らないテレビ 知らないニュース
背伸びしあい 勢ぞろい
知らないポスター 知らない仏壇
祟らぬように そっと手を拝む
知らない名札 知らない車
忘れられた のら猫と遭う
じぶんちの歌
※とりあえず、住めるようにはなっている
雀のチッチッチッの 電信柱の仮住まい
雀の朝ごはんの 粉々のパンくずよ
雀の傍らに あるのはじぶんちだ
近所の空き地に タンポポ咲いたらチョウチョ飛ぶ
電信柱に 番地が書いてある
ガガンボ飛んでら 突っ込んだなら目が開いた
タンポポの綿帽子の 散り急ぐ運動会
雀のチッチッチッの 電信柱の仮住まい
雀の朝ごはんの 粉々のパンくずよ
雀の傍らに あるのはじぶんちだ
近所の空き地に タンポポ咲いたらチョウチョ飛ぶ
電信柱に 番地が書いてある
ガガンボ飛んでら 突っ込んだなら目が開いた
タンポポの綿帽子の 散り急ぐ運動会
2016年4月21日木曜日
囚われの歌
※囚われている事に、気がつけない
そんな事ばっかり聞かれても 私の頭は真っ白よ
そんな事ばっかり言われても 私の体はただ一つ
そんな事ばっかり比べても 私の背中は空っぽよ
そんなシビアな推測も 空耳みたいに浮かんでた
そんな事ばっかり聞かれても 私の頭は真っ白よ
そんな事ばっかり言われても 私の体はただ一つ
そんな事ばっかり比べても 私の背中は空っぽよ
そんなシビアな推測も 空耳みたいに浮かんでた
2016年4月10日日曜日
定休日の歌
※シャッターを閉じて、提示する
止むに止まれぬ定休日 店長自らお断り
とっても高価な忘れ物 記憶を辿れば目に浮かぶ
道の駅にてお泊りの トラック男の靴下よ
あてにならないお年玉 いつの間にかの糧に消ゆ
止むに止まれぬ定休日 店長自らお断り
とっても高価な忘れ物 記憶を辿れば目に浮かぶ
道の駅にてお泊りの トラック男の靴下よ
あてにならないお年玉 いつの間にかの糧に消ゆ
2016年3月20日日曜日
戒律の歌
※全ては自分が知っている
ややもすれば縦を見る 思い出して見てごらん 何ゆえに
ややもすれば人を食う 疑いなさるなそれまでよ 何ゆえに
ややもすれば後回し 肝に銘じておきなさい 一度きり
止むに止まれぬ事情にて 決断する間も無いゆえに 下を向く
これを紐解く手がかりは 人里離れた山に有る 寂しかろ
帰って来ない若者よ どこで何をしてるやら 認めましょう
ややもすれば縦を見る 思い出して見てごらん 何ゆえに
ややもすれば人を食う 疑いなさるなそれまでよ 何ゆえに
ややもすれば後回し 肝に銘じておきなさい 一度きり
止むに止まれぬ事情にて 決断する間も無いゆえに 下を向く
これを紐解く手がかりは 人里離れた山に有る 寂しかろ
帰って来ない若者よ どこで何をしてるやら 認めましょう
2016年3月9日水曜日
秘書の歌
※耳にタコができるほど、聞きました
こんなことばっかり 言われても
ちょこざいな 召使い
こんなささいな 間違いを
気が付くなんて まあ素敵
こんな知らない 文脈も
自然と身に入る 側近よ
こんな小さな 発見だ
指の中に しまいこめ
こんなことばっかり 言われても
ちょこざいな 召使い
こんなささいな 間違いを
気が付くなんて まあ素敵
こんな知らない 文脈も
自然と身に入る 側近よ
こんな小さな 発見だ
指の中に しまいこめ
反省会の歌
※クレームを、忘れない
忘れちゃならない反省会 今日の夜ー
忘れちゃならないスケジュール 荷物積むー
忘れちゃならない被害者よ 口無しだー
忘れちゃならない親の恩 年をとるー
忘れちゃならないクレームよ 胸に秘むー
忘れちゃならない反省会 今日の夜ー
忘れちゃならないスケジュール 荷物積むー
忘れちゃならない被害者よ 口無しだー
忘れちゃならない親の恩 年をとるー
忘れちゃならないクレームよ 胸に秘むー
2016年3月1日火曜日
ギリギリセーフの歌
※ギリギリセーフ!
こんな日だってあるものさ ケガが無いなら何よりよ
こんな転機もあるものさ 逆らう波を受け入れる
こんな事態もあるものさ 倒れた木々は刻みましょう
こんな大人も居るものさ 忘れ物を届けられ
こんな勇気もあるものさ できない事もやってみる
こんなセンスもあるものさ ひっくり返った道具らよ
こんな日だってあるものさ ケガが無いなら何よりよ
こんな転機もあるものさ 逆らう波を受け入れる
こんな事態もあるものさ 倒れた木々は刻みましょう
こんな大人も居るものさ 忘れ物を届けられ
こんな勇気もあるものさ できない事もやってみる
こんなセンスもあるものさ ひっくり返った道具らよ
2016年2月22日月曜日
代替わりの歌
※責任を負う事に、厭いが無い
感無量 認められたならば
感無量 受け継いだならば
感無量 かつての人の名よ
この場を盛り上げて 世界を耕すよ
さようならを 言わなくてもね
今日からはよそで聞く かつての悩み事
感無量 認められたならば
感無量 受け継いだならば
感無量 かつての人の名よ
この場を盛り上げて 世界を耕すよ
さようならを 言わなくてもね
今日からはよそで聞く かつての悩み事
2016年2月21日日曜日
お経のリズム(お祈りの歌)
※天井に想いを描く
台風の目となりて 息を吸うのは何ゆえに
肩肘がしんなりと 落ちたら瞼は半開き
お名前の裏にある 不思議な力湧いてくる
必ずやずれるもの 引き連れたれば御一行
天井に描かれた 遠くの世界も箔がつく
台風の目となりて 息を吸うのは何ゆえに
肩肘がしんなりと 落ちたら瞼は半開き
お名前の裏にある 不思議な力湧いてくる
必ずやずれるもの 引き連れたれば御一行
天井に描かれた 遠くの世界も箔がつく
2016年2月20日土曜日
禅のリズム(雪の歌)
※雪をまじまじと、魅入る
雪が降るようにして ねらう
とらえどころのない 一時
人を選ぶのを 前にして
揺れの明らかな 火種
手玉にとれたなら 掬い上げる
剣の動きにて 書する
おじきをする事で 風を斬る
風は止むものの 雪は降る
息でえぐるのは 体温
忘れる事の無い 息吹き
どなたにも問う事の無い 空白
孤独はひとりでに 立ち返る
雪が降るようにして ねらう
とらえどころのない 一時
人を選ぶのを 前にして
揺れの明らかな 火種
手玉にとれたなら 掬い上げる
剣の動きにて 書する
おじきをする事で 風を斬る
風は止むものの 雪は降る
息でえぐるのは 体温
忘れる事の無い 息吹き
どなたにも問う事の無い 空白
孤独はひとりでに 立ち返る
2016年2月18日木曜日
2016年2月16日火曜日
倉庫番の歌
※危険物を持つことを、任された
片付けの 合図を送る
引き出しの中転がして 入れてしまい
引き上げの 合図を送る
分からない人置いたとて 実る成果
整理整頓の 鬼の笑う
倉庫の中の危険物 暗記してる
倉庫番に 逃げ場はあらず
徹夜覚悟で数えてる これぞ棲み家
夜の見回りは おいらの使命
カギを閉めるのヘタな人 そっと伝う
お繕いの 工具箱よ
時計の針聞き治してく マメにマメに
カギの置き場所が 皆を背負う
明日の朝まで無事かしら? お月様に
片付けの 合図を送る
引き出しの中転がして 入れてしまい
引き上げの 合図を送る
分からない人置いたとて 実る成果
整理整頓の 鬼の笑う
倉庫の中の危険物 暗記してる
倉庫番に 逃げ場はあらず
徹夜覚悟で数えてる これぞ棲み家
夜の見回りは おいらの使命
カギを閉めるのヘタな人 そっと伝う
お繕いの 工具箱よ
時計の針聞き治してく マメにマメに
カギの置き場所が 皆を背負う
明日の朝まで無事かしら? お月様に
2016年2月14日日曜日
体当たりのリズム
※解決できないまま、膨れ上がる
体当たりの 運転席よ
体当たりの 携帯電話よ
体当たりの 男女交際よ
体当たりの 親子関係
体当たりの どんぶり勘定
目の当たりの 裁判沙汰よ
止まらないよ 大事件を負う
体当たりの 運転席よ
体当たりの 携帯電話よ
体当たりの 男女交際よ
体当たりの 親子関係
体当たりの どんぶり勘定
目の当たりの 裁判沙汰よ
止まらないよ 大事件を負う
2016年2月13日土曜日
2016年2月12日金曜日
レジ袋の歌(レジ袋応援歌)
※一番弱い立場から、助ける
やられっぱなしのレジ袋
要るのかな 要らないのかな?
開けっ放しのレジ袋
入れよかな 担ごかな?
閉じっぱなしのレジ袋
忘れられ 隅へゆく
埋まりっぱなしのレジ袋
耕され みじん切り
浮きっぱなしのレジ袋
宙返り 黄泉の国
100枚単位のレジ袋
鷲づかみ 手渡すよ
やられっぱなしのレジ袋
要るのかな 要らないのかな?
開けっ放しのレジ袋
入れよかな 担ごかな?
閉じっぱなしのレジ袋
忘れられ 隅へゆく
埋まりっぱなしのレジ袋
耕され みじん切り
浮きっぱなしのレジ袋
宙返り 黄泉の国
100枚単位のレジ袋
鷲づかみ 手渡すよ
バードウォッチングの歌 2稿
※身近な生き物と共に居る
ツバメの角度は90度 白紙を求めて描くんだ
スズメの言葉は巻き戻す おしゃべり自体がお気遣い
トンビの遊びは底知れず らせん階段追いかける
アオサギ君に近づけば 先を読まれて謀られる
めったに会えないミサゴっち この湖を憂えてる
迷子のバンなら認めましょう 無くした人の落とし前
夜の王者はフクロウよ 素っ頓狂な顔をする
山の溪谷ミソサザイ 忍者の動きで岩を舞う
キジの悩みは無鉄砲 知らない所へ逃げ込んだ
ニワトリ食べてる日常に 疑問も恵みも償いも
ツバメの角度は90度 白紙を求めて描くんだ
スズメの言葉は巻き戻す おしゃべり自体がお気遣い
トンビの遊びは底知れず らせん階段追いかける
アオサギ君に近づけば 先を読まれて謀られる
めったに会えないミサゴっち この湖を憂えてる
迷子のバンなら認めましょう 無くした人の落とし前
夜の王者はフクロウよ 素っ頓狂な顔をする
山の溪谷ミソサザイ 忍者の動きで岩を舞う
キジの悩みは無鉄砲 知らない所へ逃げ込んだ
ニワトリ食べてる日常に 疑問も恵みも償いも
竹ぼうきの歌(棟梁の歌)2稿
※無敵だ!
このルールをねじってみよう ついてこれるかな?
片手で放り投げては 片手で持ち替える
オンパレードの落ち葉で稽古ぞ 一切無駄にせず
力加減で優しさ分かるよ 苔の傷跡に
重心を手玉で転がす 今日の腕試し
果てのない方へたしかな一振り 呼ばれているぞオイ
ちりとーりと袋を携え ほうきの棟梁よ
このルールをねじってみよう ついてこれるかな?
片手で放り投げては 片手で持ち替える
オンパレードの落ち葉で稽古ぞ 一切無駄にせず
力加減で優しさ分かるよ 苔の傷跡に
重心を手玉で転がす 今日の腕試し
果てのない方へたしかな一振り 呼ばれているぞオイ
ちりとーりと袋を携え ほうきの棟梁よ
2016年2月7日日曜日
竹ぼうきの歌(棟梁の歌)
※波があるものの、乗っている
このルールをねじってみよう ついてこれるかな?
片手で放り投げては 片手で持ち替える
二刀流背中に一本 ひじあてもう一本
空の卵を落とすは取っ手ぞ 突きの一撃よ
力加減で優しさ分かるよ 苔の傷跡に
オンパレードの落ち葉の稽古ぞ 一切無駄にせず
針金で骨組み巻いたら 終身雇用する
重心を振っては合図の 今日の腕試し
低い姿勢で腕を伸ばして 人間コンパスよ
ちびたなら些細な用事を 小まめにいいつける
何もない方へたしかな一振り 呼ばれているぞオイ
ちりとりと袋を携え ほうきの棟梁よ
このルールをねじってみよう ついてこれるかな?
片手で放り投げては 片手で持ち替える
二刀流背中に一本 ひじあてもう一本
空の卵を落とすは取っ手ぞ 突きの一撃よ
力加減で優しさ分かるよ 苔の傷跡に
オンパレードの落ち葉の稽古ぞ 一切無駄にせず
針金で骨組み巻いたら 終身雇用する
重心を振っては合図の 今日の腕試し
低い姿勢で腕を伸ばして 人間コンパスよ
ちびたなら些細な用事を 小まめにいいつける
何もない方へたしかな一振り 呼ばれているぞオイ
ちりとりと袋を携え ほうきの棟梁よ
サシガネの歌
※建設する事に、惑いが無い
サシガネの角を直に ピタリと当てる
目盛りの上に沿えてなぞり 鉛筆走る
片目だけ閉じて願い 誤差をつなぐ
暗算のケタの弾け スイスイ駆ける
図面をば見ずに唱え 明日の夢よ
板に描き示された 物理の世界
サシガネの角を直に ピタリと当てる
目盛りの上に沿えてなぞり 鉛筆走る
片目だけ閉じて願い 誤差をつなぐ
暗算のケタの弾け スイスイ駆ける
図面をば見ずに唱え 明日の夢よ
板に描き示された 物理の世界
2016年2月5日金曜日
工事の音頭
※立ち退きとは、知らなかった
どこもかしこも 工事 工事
水も電気も 工事 工事
縄張りさえも 工事 工事
立ち退きだらけの 工事 工事
知らないおじさん 一人 二人
知らないおじさん 三人 四人
プライベートの 流出 流出
個人情報 流出 流出
どこもかしこも 工事 工事
水も電気も 工事 工事
縄張りさえも 工事 工事
立ち退きだらけの 工事 工事
知らないおじさん 一人 二人
知らないおじさん 三人 四人
プライベートの 流出 流出
個人情報 流出 流出
バードウォッチングの歌
※身近な生き物と共に居る
ツバメの角度は90度 白紙を求め描くんだ
スズメの言葉は巻き戻す おしゃべり自体がお気遣い
カラスの羽には力あり 頭も良くて居なくなる
マガモの首ふり頼りなく 助けてしまう人徳よ
トンビの遊びは底知れず らせん階段追いかける
ハクセキレイの尾が早く 脚も早いがエサは無く
ヒヨドリ鳴いたらおめでたい お祭り気分の公害地
アオサギ君に近づけば 先を読まれて謀られる
めったに会えないミサゴっち この湖を憂えてる
ハクチョウ自体が船長よ こんな体に乗りたいね
キンクロハジロのユニフォーム どこかで見かけたチームだろう
迷子のバンなら認めましょう 無くした人の落とし前
夜の王者はフクロウよ 素っ頓狂な顔をする
山の溪谷ミソサザイ 忍者の動きで岩を舞う
カモメの横顔知っている 若々しいかな在学中
メジロの事なら間違える 名前も姿も間違える
ウグイスがてらに酒を呑む 公園無職のおじいさん
田んぼの番長モズ吉に 昆虫界が震撼す
ヤマガラ君の鼻声に 青空教室ほころんだ
キジの悩みは無鉄砲 知らない所へ逃げ込んだ
ヒバリのサイレン立ち昇る おらが村だと立ち上がる
豆鉄砲のハトの国 パンくず食べてはまた太り
ムクドリ群がる東京都 高架下には網を張る
ニワトリ食べてる日常に 疑問も恵みも償いも
ツバメの角度は90度 白紙を求め描くんだ
スズメの言葉は巻き戻す おしゃべり自体がお気遣い
カラスの羽には力あり 頭も良くて居なくなる
マガモの首ふり頼りなく 助けてしまう人徳よ
トンビの遊びは底知れず らせん階段追いかける
ハクセキレイの尾が早く 脚も早いがエサは無く
ヒヨドリ鳴いたらおめでたい お祭り気分の公害地
アオサギ君に近づけば 先を読まれて謀られる
めったに会えないミサゴっち この湖を憂えてる
ハクチョウ自体が船長よ こんな体に乗りたいね
キンクロハジロのユニフォーム どこかで見かけたチームだろう
迷子のバンなら認めましょう 無くした人の落とし前
夜の王者はフクロウよ 素っ頓狂な顔をする
山の溪谷ミソサザイ 忍者の動きで岩を舞う
カモメの横顔知っている 若々しいかな在学中
メジロの事なら間違える 名前も姿も間違える
ウグイスがてらに酒を呑む 公園無職のおじいさん
田んぼの番長モズ吉に 昆虫界が震撼す
ヤマガラ君の鼻声に 青空教室ほころんだ
キジの悩みは無鉄砲 知らない所へ逃げ込んだ
ヒバリのサイレン立ち昇る おらが村だと立ち上がる
豆鉄砲のハトの国 パンくず食べてはまた太り
ムクドリ群がる東京都 高架下には網を張る
ニワトリ食べてる日常に 疑問も恵みも償いも
2016年2月4日木曜日
独り立ちの歌
※もう、帰って来る事が無い
しまいには できるかな どうだろね
お言葉に 甘えたら いけないよ
お車に ユーレイが 乗り移る
ご先祖の お墓にも 参ろうね
出遅れた 渡り鳥 信じてる
真っ黒い 夜の 電車
口笛は 夜でも 響く
しまいには できるかな どうだろね
お言葉に 甘えたら いけないよ
お車に ユーレイが 乗り移る
ご先祖の お墓にも 参ろうね
出遅れた 渡り鳥 信じてる
真っ黒い 夜の 電車
口笛は 夜でも 響く
お見舞いの歌
※あまり、力を入れすぎない
澄みきっては かすんでく
目にも見えない 空模様
懐かしく 見たばかり
綿菓子模様の 白い雲
吸い込んだら 鼻の味
タンがからんだ 塩の素
お体に 気を付けて
別れた後も 帽子脱ぐ
澄みきっては かすんでく
目にも見えない 空模様
懐かしく 見たばかり
綿菓子模様の 白い雲
吸い込んだら 鼻の味
タンがからんだ 塩の素
お体に 気を付けて
別れた後も 帽子脱ぐ
2016年2月2日火曜日
帰り道の歌
※悔やまれるものの、次を開く
目が点なれば どこへ行く
憑りつかれたのは ランドセル
後ろのランプに 近づけば
落とした物こそ 宝物
行き交う道を 区切るのは
寒々しいかな 見えぬ壁
見た事も無い 国境
わたしのお国は 寂しかろ
我が身を疑う 風の音
斬られてしまった つながりよ
立ち止まりては 人の群れ
誰一人として 事は無く
帰ってこない 若者よ
水平線まで 辿り着く
哀しむ事の 素を吐く
見た目の通りの ご挨拶
目が点なれば どこへ行く
憑りつかれたのは ランドセル
後ろのランプに 近づけば
落とした物こそ 宝物
行き交う道を 区切るのは
寒々しいかな 見えぬ壁
見た事も無い 国境
わたしのお国は 寂しかろ
我が身を疑う 風の音
斬られてしまった つながりよ
立ち止まりては 人の群れ
誰一人として 事は無く
帰ってこない 若者よ
水平線まで 辿り着く
哀しむ事の 素を吐く
見た目の通りの ご挨拶
2016年1月29日金曜日
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